8月10日にピクスタ(3416)の2018年12月期第2四半期決算発表がありました。
順調な決算です。
決算の概要
2018年12月期第1~2四半期累計
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2018年1~2Q(百万円) | 1,202 | 62 |
2017年1~2Q(百万円) | 1,042 | -4 |
前年比 | +15% | ー |
2018年12月期第2四半期のみ
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2018年2Q(百万円) | 588 | 32 |
2017年2Q(百万円) | 529 | -17 |
前年比 | +11% | ー |
業績予想に対する進捗率
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2018年1~2Q(百万円) | 1,202 | 62 |
業績予想(百万円) | 2,594 | 88 |
進捗率 | 46% | 70% |
2Qのみで前年比+11%の増収となりました。
サービス別の売上を見てみましょう。
17-3Q | 4Q | 18-1Q | 2Q | |
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PIXTA売上(百万円) | 496 | 534 | 560 | 540 |
前年比 | +14% | +15% | +10% | +13% |
新規事業売上(百万円) | 49 | 109 | 54 | 46 |
前年比 | -8% |
2Qは既存事業の国内PIXTAが+13%と順調でした。
新規事業の減収は韓国Topic社の既存事業縮小によるものです。
もともと取り扱っていた高価格帯のデジタル素材をやめて、韓国PIXTAに経営資源を集中させよう、ということだと思います。
KPIも順調です。
17-3Q | 4Q | 18-1Q | 2Q | |
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PIXTA月間購入者数(人) | 53,330 | 62,539 | 58,461 | 57,642 |
前年比 | +10% | +13% | +12% | +12% |
平均月間購入額(円) | 9,306 | 8,543 | 9,563 | 9,380 |
fotowa予約件数 | 1,545 | 2,219 | 1,119 | 1,352 |
前年比 | +1070% | +358% | +174% | +95% |
fotowaの予約件数は千台なので、これだと収益化はまだまだですね。
収益化にはせめて万のケタに乗っけないといけないでしょう。
七五三需要のある3~4Qが勝負です。
サービス提供エリアは現在、37都道府県となっており、準備に抜かりはなさそうです。
投資判断
株価は前回決算のときとあまり変わりませんね。
昨日の終値は1737円、時価総額は40億円程度です。
前回決算のときの投資判断と同様に、将来性を考えれば割安だと思います。
継続保有です。