8月13日にピクスタ(3416)の2019年12月期第2四半期決算発表がありました。
各事業が順当に成長しており、順調な決算です。
2019年12月期第1~2四半期累計
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年1~2Q(百万円) | 1,344 | 103 |
2018年1~2Q(百万円) | 1,202 | 62 |
前年比 | +12% | +65% |
2019年12月期第2四半期のみ
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年2Q(百万円) | 659 | 39 |
2018年2Q(百万円) | 588 | 32 |
前年比 | +12% | +22% |
業績予想に対する進捗率
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年2Q(百万円) | 1,304 | 103 |
業績予想(百万円) | 2,846 | 195 |
進捗率 | 47% | 53% |
2Qのみで+12%増収、経常利益は+65%で、順調に利益が増えています。
サービス別の売上を見てみましょう。
18-3Q | 4Q | 19-1Q | 2Q | |
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PIXTA売上(百万円) | 552 | 622 | 631 | 602 |
前年比 | +11% | +16% | +10% | +11% |
新規事業売上(百万円) | 25 | 53 | 28 | 39 |
前年比 | +56% | +61% | +100% | +70% |
PIXTAは引き続き+11%と穏やかな成長、新規事業は+70%とハイペースな成長です。
8月14日に公表された決算説明会書き起こし全文では、fotowa、海外PIXTAの赤字は縮小傾向、snapmartはトントンのところまで来ているとのことです。
ただし、もし「勝ち筋」が見えれば、今後先行投資として広告費や人件費を突っ込む可能性はあるとの社長のコメントがありました。
KPIを見てみましょう。
18-3Q | 4Q | 19-1Q | 2Q | |
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PIXTA月間購入者数(人) | 58,140 | 63,098 | 59,630 | 56,432 |
前年比 | +9% | +1% | +2% | -2% |
平均月間購入額(円) | 9,505 | 9,867 | 10,595 | 10,683 |
前年比 | +2% | +15% | +11% | +14% |
fotowa撮影件数 | 1,119 | 5,153 | 1,610 | 2,368 |
前年比 | +71% | +60% | +103% | +75% |
PIXTAは昨年11月に実施された単品販売の値上げの影響で購入者数は若干の減少、単価は大きく伸びています。
fotowaはかなり順調に撮影件数が伸びていますね。
1Qに引き続き良い内容の決算です。
投資判断
現在の株価は1540円、予想PERは31.0倍、期待リターンは+25.3%です。
<期待リターン算出の前提>
2023年9月期経常利益予想:717百万円
期待株価:3,127円
NC調整後株価:1,186円
順当に成長を続けていて、安心して保有を続けられます。