はじめににこのブログの開始の経緯を書いていますので、未読の方はご覧ください。
1.運用結果
現在値 | ブログ開始時 | 通算 | 月次 | 年次 | |
---|---|---|---|---|---|
息子 | 1,565,405 | 1,091,605 | 43.4% | 7.7% | 32.7% |
日経平均 | 22,765 | 17,375 | 31.0% | 0.2% | 19.1% |
ジャスダック | 175 | 114 | 53.9% | 1.7% | 42.8% |
2.ポートフォリオ
銘柄 | 株数 | 購入単価 | 現在値 | 評価額 | 損益率 | 先月比 |
---|---|---|---|---|---|---|
MKシステム | 200 | 1,292 | 2,313 | 462,200 | 79% | 1% |
GMOペパボ | 100 | 3,345 | 3,180 | 318,000 | -5% | 9% |
ピクスタ | 300 | 1,424 | 1,413 | 423,900 | -1% | 12% |
リンクバル | 100 | 1,509 | 2,796 | 279,600 | 85% | 21% |
現金 | 81,305 | |||||
合計 | 1,565,405 |
3.売買・配当履歴
売却
なし
購入
銘柄 | 株数 | 購入単価 | 購入日 |
---|---|---|---|
ピクスタ | 200 | 1333 | 2017/12/27 |
配当
なし
4.父のコメント
2017年のリターンは+32.7%となりました。
12月は全銘柄が上昇して+7.7%と追い込みをかけましたが、年次リターンでジャスダックに10%及ばない結果となりました。
2017年を振り返ると、リンクバルやバリューゴルフが倍になってポートフォリオを牽引した一方、GMOペパボ、ピクスタは低迷が続きました。
結果的にこの2銘柄の不振がジャスダックに負けた要因だと思います。
しかし、2銘柄ともファンダメンタルズは順調なので、投資判断を誤ったとは思いません。
気長に待っていればそのうち上がってくるでしょう。
リターンは全体相場に及ばなかったものの、保有企業は順調に成長していたので、総じて良い投資判断ができた1年だったと思います。
さて、2018年の投資方針ですが、やはり個人投資家の最大の関心事は「ここらで利益確定しておくべきか」ということではないでしょうか。
日経平均は衆院選での自民党の勝利を受けて1992年以来となる23000円台に乗せ、
ジャスダックは年間で+42.8%というとんでもないリターンを叩き出しました。
日本の小型株相場は上昇相場の後には決まって暴落、それも価格が3分の1になるような極端な下げを経験してきただけに、個人投資家はこうして好調な相場が続くとかえって暴落への警戒心を強める癖ができてしまっています。
そのため、「そろそろ株を売ろうか?」と考えている人、もしくは既に売ってしまった個人投資家は結構いるのではないかと思います。
暴落は確実に起きるでしょう。
歴史を振り返れば、上昇相場は必ず暴落で終わっています。
それは避けられません。
でも、困ったことに、それがいつ起きるのかは誰にもわからないのです。
もし来年に暴落が始まるとしたら、今すぐに株を現金化するのが正解でしょう。
しかし「このまま4,5年上昇相場が続いた後暴落したが、今の水準より上で底をつける」というシナリオだってありうるわけです。
その場合、株を現金化した人はいつ買い戻せば良いのでしょうか?
弱気派の発言は常に賢く聞こえます。
この相場上昇に警鐘をならして「今の相場は中央銀行が人工的に株価を持ち上げた金融緩和バブルだ」などと言うといかにももっともに聞こえます。
一方、私のような強気派(別に騰がると言っているわけではないが)の発言はいかにもアホに聞こえます。
でも弱気派の人たちだって「金融緩和バブルが・・・」とか言うと賢く聞こえますが、訳すと「今の高値で売って安値で買い戻したい」というスケベ心に過ぎないわけです。
そんなに都合よく相場の天井や底がわかるわけがありません。
「高すぎて買いたい銘柄がない」という状況ならキャッシュポジションを持つこともやむを得ないと思いますが、まだ割安な銘柄は(少なくなってきたとは言え)あります。
マーケットタイミングを計って売り買いをするよりも、「暴落は甘んじて受け入れる」という覚悟を持って割安な投資対象を保有し続けるのが、結果的には資産を大きくする確実な方法だと思います。
よって、2018年も割安な銘柄がある限りフルインベストメントを維持するというのが、私の投資方針です。
さて、12月はそんな割安な銘柄の1つ、ピクスタを買い増ししました。
最初に買ったときはバリュエーションでやや妥協した感がありましたが、今回は1年経って事業が成長しているにもかかわらず株価が下がっており、かなり期待利回りの高い買い物だと思います。
主力事業のPIXTAが高成長中で、さらに新規事業のfotowaはPIXTAを超えて主力にまで成長するだけのポテンシャルを持っています。
めったにないような投資チャンスだと思います。