はじめににこのブログの開始の経緯を書いていますので、未読の方はご覧ください。
1.運用結果
現在値 | ブログ開始時 | 通算 | 月次 | 年次 | |
---|---|---|---|---|---|
息子 | 1,648,505 | 1,091,605 | 51.0% | -4.7% | 5.3% |
日経平均 | 22,068 | 17,375 | 27.0% | -4.5% | -3.1% |
ジャスダック | 182 | 114 | 60.1% | -2.9% | 4.0% |
2.ポートフォリオ
銘柄 | 株数 | 購入単価 | 現在値 | 評価額 | 損益率 | 先月比 |
---|---|---|---|---|---|---|
MKシステム | 200 | 1,292 | 2,457 | 491,400 | 90% | -6% |
富士山マガジン | 100 | 1,180 | 1,074 | 322,200 | -9% | |
ピクスタ | 300 | 1,424 | 1,578 | 473,400 | 11% | 5% |
リンクバル | 100 | 1,509 | 2,982 | 298,200 | 98% | -17% |
現金 | 63,305 | |||||
合計 | 1,648,505 |
3.売買・配当履歴
売却
銘柄 | 株数 | 購入単価 | 売却単価 | 損益 | 損益率 | 購入日 | 売却日 | 年換算 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GMOペパボ | 100 | 3,345 | 3,360 | 1,500 | +0% | 2016.12.28 | 2018.2.8 | +0% |
購入
銘柄 | 株数 | 購入単価 | 購入日 |
---|---|---|---|
富士山マガジン | 300 | 1,180 | 2018.2.9 |
配当
なし
4.父のコメント
ポートフォリオは月次で-4.7%と大幅に減りました。
2月は波乱相場となりました。
月初から、米国での長期金利上昇をきっかけとして世界同時株安となり、上げ下げを繰り返すジェットコースターのような相場でした。
ジャスダックも-2.9%となっています。
ジャスダック指数が月次でマイナスになったのは2017年4月以来、実に10か月ぶりのことです。
ここ最近、穏やかな相場環境が続いていただけに、この荒い値動きには少しワクワクしてしまいました。
さて、息子のポートフォリオは決算発表を経て明暗分かれた感じになりました。
エムケイシステム、リンクバルはそれまでの期待が大きすぎたためか下落し、逆にピクスタは期待されていなかったようで、決算後に上昇しました。
GMOペパボは売却しました。
参考記事:2018.2.10 GMOぺパボ(3633)を売却
その資金で、新たに富士山マガジンサービス(3138)という銘柄をポートフォリオに加えました。
買った直後にかなり下げましたが、まあいつものように、短期の上げ下げは無視しましょう。
なかなか将来有望な成長株ですが、足元で減益が続いているために、かなり割安になっています。
私はこの減益はいわゆる「グリッチ」だと見ています。
売上は15%程度の安定成長を続けており、利益もそのうちついてくるだろう、という見解です。
私はこのように「成長株がグリッチに入って株価が低迷しているタイミング」で投資するのが大好きなんですよね。
リンクバル、バリューゴルフはそんな感じでした。昨年12月にピクスタを買い増ししたのもそれです。
それが本当にグリッチかどうかは結果を見ない限りはわかりません。
リンクバル、バリューゴルフでは成功しましたが、GMOペパボの例では失敗しています。
ピクスタもうまく行くかどうかは今のところはわかりません。
リスクの大きい投資手法だと思われるかもしれませんが、私は期待値は大幅なプラスだと思っています。
勝てば2倍、負ければ半値、くらいのイメージですかね。
市場からは成長が鈍化していると思われ、かなり割安な株価に放置されているため、それまでの成長ペースに戻るだけで簡単に株価が倍になったりします(実際、バリューゴルフは9ヶ月で倍になりました)。
一方、グリッチではなく、本当の成長鈍化だったとしても、既にかなり割安になっているため、そんなに深い傷を負うことはありません。せいぜい株価が半値になるくらいですかね。
仮に勝つ確率が1/2だとしたら、期待値は+100%×1/2+(-50%)×1/2=+25%となります。
2回に1回当たればオッケーなんです。
そう考えると、かなり気楽になりませんか?
私は投資を成功させるために最も重要なことは、このように確率的に考えることだと思っています。
「この銘柄で100万勝った」とか「この銘柄で50万も損した」とか、1つ1つの投資にあまり執着しないことが大事です。
長く投資を続けていれば、失敗は必ず出てきます。
全ての投資で利益を上げるなんてことは誰にも不可能です。
失敗した投資の損失を成功した投資の利益が補い、トータルで見て満足の行くリターンを上げられればそれでいいのです。
そのためには、「期待値の高い投資方針を立てること」と「結果を期待値に近付ける努力をすること」が必要です。
「結果を期待値に近付ける」とは要するに、適度に分散し、かつ1つの投資方針を長く継続することです。
自分の大切な金を賭ける行為だけに、どうしても熱くなりがちです。
しかし、結果に一喜一憂せず、確率的な思考に基づいて、冷徹に判断を下し続ければ、結果は自ずとついてくるだろう、というのが私の考えです。
「数打ちゃ当たる」ってことです。
なかなか実行するのは難しいですけどね。