ポートフォリオ運用報告(2020年11月末)

1.運用結果

※通算はブログ開始(2016年11月12日)以来のリターン
現在値 ブログ開始時 通算 月次 年次
長男 3,140,754 1,091,605 187.7% 9.8% 21.8%
日経平均 26,434 17,375 52.1% 15.0% 10.9%
ジャスダック 178 114 56.3% 4.9% 1.9%

2.長男のポートフォリオ

銘柄 株数 購入単価 現在値 評価額 損益率 先月比
アートスパーク 500 757 2,124 1,062,000 181% 35%
パピレス 0 2,391 -10%
MCJ 400 745 959 383,600 29% 0%
アクリート 0 1,651 53%
ギークス 500 1,331 1,202 601,000 -10% 3%
ベガ 200 1,849 1,944 388,800 5%
アルファポリス 200 3,128 3,455 691,000 10%
現金 14,354
合計 3,140,754

3.売買・配当履歴

売却

 銘柄 株数 購入単価 売却単価 損益 損益率 購入日 売却日
アクリート 500 731 1,075 172,200 +47% 2020.8.6 2020.11.2
パピレス 200 1,984 2,368 76,730 +19% 2020.4.16,2020.5.15 2020.11.17

購入

銘柄 株数 購入単価 購入日
ベガ 200 1,849 2020.11.2
アルファポリス 200 3,128 2020.11.17

配当

なし

4.父のコメント

11月は日経平均が+15%の爆上げ。
各国で新型コロナウイルスの感染が拡大した一方で、米大統領選の結果が確定して不透明感が払拭され、ワクチンの有効性に関するプラスのニュースが相次いで発表されたことにより経済活動正常化への期待が高まり、景気敏感株を中心に買い上げられました。
日経平均2万6000円台というのはバブル相場後の1991年以来です。
こんな大不況真っただ中で、好景気だった安倍政権時より、高値を更新するというのは驚きです。
「株式市場はもはや実体経済から乖離したマネーゲームだ」というような批判を目にしますが、それは違います。
株は「将来」の収益力を反映して評価されるので、「今」業績が悪かったとしても将来稼げそうと認識されたら買われます。
市場参加者は、今は不況でも近いうちに景気が上向くと予想して、先回りして買いを入れているわけですね。
「予想している」だけであって、そうなることが決定したわけではありませんが。
資産効果(株価が上がることにより、金持ちが羽振りよくなって、景気が良くなること)もあるし、案外将来は悪くないのかもしれませんね。

さて、ポートフォリオも+9.8%と上昇しましたが、日経には及びませんでした。
今回の上げは景気敏感株が中心で、小型株でもwithコロナは苦戦、afterコロナは好調といった傾向だったため、我がポートフォリオもアートスパークが頑張ったものの、他のwithコロナ銘柄は伸び悩みました。

11月は各社の決算発表がありました。

アートスパークは相変わらずクリエイターサポートが絶好調、UI/UXは赤字ですが2Qよりも復調してきています。
今期UI/UXの「のれん」を一括償却するので、2021年12月期は本来の実力が業績に反映されそうです。
どれだけの数字を出してくれるか楽しみです。

MCJは1Qに比べてやや減速、ギークスもまだギアがかかってこない、という感じでした。

銘柄の入れ替えを行いました。
アクリートとパピレスを売却、ベガコーポレーションとアルファポリスを購入しました。

アクリートは業績が回復してくるのはまだまだ先で、株価が先行しているなーという判断で決算前に売却したのですが、決算内容は良好で、売却後に株価は大きく上昇しました。
アズームに続き、これも将来有望な長期成長株を薄利で手放した可能性が高いです。
売買判断が短期目線になってしまっています。

代わりに購入したのはベガコーポレーション。
家具ECという事業内容はwithコロナど真ん中で、「巣ごもり+テレワーク」を追い風に業績好調です。
これを一過性の好業績にせず、コロナ後に成長していけるかどうかが焦点ですね。

パピレスは巣ごもり需要をうまく取り込めず、2Qのみで+12%増収に留まりました。
マーケティング面で競合他社に大きく後れをとっていると判断し売却しました。
電子書籍業界は差別化が難しいので、結局マーケティングを制した者が勝つんですよね。
競争の激しい業界への投資はやはり難しいと思います。

しかし、電子書籍業界自体は今後も有望。そこで目に留まったのはアルファポリス。
ネット投稿された作品を世に出すユニークな出版社で近年は漫画の比重が高く、巣ごもり需要で電子書籍がバカ売れ。
2Qのみで前年比8割増収という超絶決算を出しましたが、市場はwithコロナ逆風なので何故か決算後に株価は下がり、良い値段で買えました。
こちらは差別化が可能な出版社なので、競争優位性がありながら、電子書籍好調の恩恵も受けられる良い投資先だと思います。

初心に戻り、どかっと腰を据えた投資スタンスを取り戻すため、競争優位性、成長性において信頼できる銘柄だけでポートフォリオを構築しようと考えています。
もう少しいじるかもしれません。

5.次男のポートフォリオ

銘柄 株数 購入単価 現在値 評価額 損益率 先月比
パピレス 0 2,391 -10%
アクリート 0 1,651 +53%
アートスパーク 200 2,117 2,124 424,800 0% +35%
ギークス 200 1,327 1,202 240,400 -9% +3%
ベガ 100 1,871 1,944 194,400 4%
アルファポリス 100 3,153 3,455 345,500 10%
現金 2,689
合計 1,207,789

長男と同様、アクリートとパピレスを売却し、ベガコーポレーションとアルファポリスを購入しました。

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